~ 花壇 ~ パンジーとビオラの育て方
冬の花壇に欠かせない花といえば、「パンジー」と「ビオラ」が代表的ですね。
両者とも開花期がとても長く、丈夫な草花です。
様々な品種があり、寄せ植えでも花壇でも使いやすく、ガーデニング初心者の人でも育てやすいですが、より長く花を楽しむために、育てるときのポイントをおさえておきましょう。
植える時は、日当たりのよい場所を選んでください。半日陰でも育ちますが、やはり日光がよく当たる場所のほうが花つきが良いです。
植える時期にも気をつけてくださいね。
園芸店では10月くらいから苗が出回りますが、軟弱なものが多いので気をつけてくださいね。
また、あまり暖かい時期に植えてしまうと、徒長してしまいます。慌てずに、最低気温が10℃を下回るまでは植えない方が良いでしょう。
パンジーとビオラは、乾燥が苦手です。特に鉢植えやハンギングは水を切らさないように注意しましょう。
冬場は夕方や早朝に水やりすると、株が凍ってしまう場合があるので、冬場の水やりは気温が上がってきた午前中がベストです。
肥料は、花が咲いている間は、2、3週間に一度、最盛期の3月からは1週間に一度、液肥を与えてください。
株の育たない冬場は、肥料のやりすぎに注意してくださいね。
綺麗に咲かせるためには、花がら摘みも大切です。
雨で濡れている状態で、花がらが残っていると、灰色カビ病の原因になる場合があるので雨の続く時は特に丁寧に取り除いてください。
パンジーとビオラでは、ビオラの方が耐暑性が強く、春遅くまで楽しむことができますが、ゴールデンウィーク頃までが限界です。(涼しい地方では、もう少し後まで可能ですが・・・)
株姿が乱れてきたら、感謝の気持ちをこめて、思い切って抜いてしまいましょう。
パンジーとビオラは、お花の部分だけコップに浮かべたり、花瓶に挿したりしても素敵です。最後まで、楽しんでくださいね。
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皆さんは「花壇」と聞くと、どんな花壇をイメージしますか?
一口に花壇といっても、いろいろな種類があるものです。
例えば・・・、背の低い植物をじゅうたんを敷き詰めるようにたくさん植え込んでいくための毛氈花壇(もうせんかだん)。
整形式庭園によく見られる「幾何学模様などでデザインされた花壇」や「沈床花壇(ちんしょうかだん)」などがあります。
また、一般のお庭で使う花壇なら「ボーダー花壇」「寄せ植え花壇」「模様花壇」が適しており、比較的作りやすいといえるでしょう。
「ボーダー花壇」は、建物や塀などに沿って作るタイプの花壇です。
ボーダー花壇に植物を植える際は、手間に背の低い植物、奥に行くほど順に背の高いものを配置します。
「寄せ植え花壇」とは、お庭の中央などの壁に沿っていない部分に設置するタイプで、円形や四角形などを形作って植物を植え込んでいきます。
鉢植えに寄せ植えを作るように植物を植えていくのです。
「円形花壇」を使って見栄えの良い花壇を演出したい場合は、中央に背の高い植物、縁にいくにしたがって背の低い植物を植えていくと、立体的で美しいでしょう。
「模様花壇」は背の低い植物を使って、花や葉の色で模様を描くように植え込んだ花壇です。
家庭で利用する場合は、単純な模様にして、株の姿が乱れにくい植物を使い、線を描くように植えつけると良いでしょう。
植物を選ぶ際は、色や草丈のほかに、開花期があります。
開花期が同じ時期の植物ばかりを選ぶと、開花が一時期に集中することになります。
それ以外の時期は寂しい花壇になってしまいますね。
開花期のことを考えながら、球根類や、一年草、宿根草など、色々な種類の植物を組み合わせましょう。
そうすると1年を通して楽しめる花壇になりますよ。
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