~ 花壇 ~ 害虫対策
ガーデニングを楽しんでいる人にとって、避けられない問題といえば・・・
そう、害虫の問題ですね。
特に花壇でお花を楽しんでいる植物は、虫の被害を受けやすいです。
虫は苦手で・・・という人は多いと思いますが、そんなことは言ってられません!
可愛い植物のため、頑張って虫の被害から守ってあげましょう。
慣れない内は、植物が病気や虫に害されていても気づかないことがあります。
植物を上手に育てていくには、まめな観察が大切です。
毎日注意深く眺めていると、ちょっとした変化にも気づくようになりますよ。
葉に変な模様がないか、葉の表面にカビのような白いものが付いていないか、花や葉が食べられていないか、株元はしっかりしているか、周りに虫のふんが落ちていないか、などをチェックしましょう。
1つでも見つかったら、虫の被害を受けている可能性大です。
すぐに対策をしてあげましょう。
園芸店などに行くと、色々な害虫対策の薬があります。
容器に書いてある説明をしっかり読んで、被害を受けている植物の症状と一致する薬剤を適切に使い、やたらに撒かないようにしましょう。
あると便利なものは、オルトラン粒剤です。
アブラムシやカイガイラムシ、ケムシ類など、ハダニ以外の様々な虫に効果的です。
植物の株元にまいておくと、水にとけて植物が根から吸収する仕組みです。
速効性はありませんが、手軽に利用できて効果は長持ちしますよ。
すぐに虫を退治できる、スプレータイプの殺虫剤も用意しておくと良いですね。
見つけたらすぐに退治するのが、害虫駆除の鉄則です。
春は、植物が元気を取り戻して、華やかになる季節ですが、同時に虫も活動しだす季節です。
被害を受けやすい春の花壇には、あらかじめオルトランをまいて、予防しておくと安心ですね。
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皆さんは「花壇」と聞くと、どんな花壇をイメージしますか?
一口に花壇といっても、いろいろな種類があるものです。
例えば・・・、背の低い植物をじゅうたんを敷き詰めるようにたくさん植え込んでいくための毛氈花壇(もうせんかだん)。
整形式庭園によく見られる「幾何学模様などでデザインされた花壇」や「沈床花壇(ちんしょうかだん)」などがあります。
また、一般のお庭で使う花壇なら「ボーダー花壇」「寄せ植え花壇」「模様花壇」が適しており、比較的作りやすいといえるでしょう。
「ボーダー花壇」は、建物や塀などに沿って作るタイプの花壇です。
ボーダー花壇に植物を植える際は、手間に背の低い植物、奥に行くほど順に背の高いものを配置します。
「寄せ植え花壇」とは、お庭の中央などの壁に沿っていない部分に設置するタイプで、円形や四角形などを形作って植物を植え込んでいきます。
鉢植えに寄せ植えを作るように植物を植えていくのです。
「円形花壇」を使って見栄えの良い花壇を演出したい場合は、中央に背の高い植物、縁にいくにしたがって背の低い植物を植えていくと、立体的で美しいでしょう。
「模様花壇」は背の低い植物を使って、花や葉の色で模様を描くように植え込んだ花壇です。
家庭で利用する場合は、単純な模様にして、株の姿が乱れにくい植物を使い、線を描くように植えつけると良いでしょう。
植物を選ぶ際は、色や草丈のほかに、開花期があります。
開花期が同じ時期の植物ばかりを選ぶと、開花が一時期に集中することになります。
それ以外の時期は寂しい花壇になってしまいますね。
開花期のことを考えながら、球根類や、一年草、宿根草など、色々な種類の植物を組み合わせましょう。
そうすると1年を通して楽しめる花壇になりますよ。
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