~ 花壇 ~ シェードガーデン
お庭でガーデニングを楽しみたい。
でも家には日当たりの良い場所に花壇を作れない・・・と諦めている方へ。
逆に、日陰や木陰をいかして作る、「シェードガーデン」というものがあります。
植物の中には、日陰に強いものや、日照りが多すぎることを嫌う植物もあります。
そういった植物を集めて作るのが、シェードガーデンです。
まずは、シェードガーデンを作ろうとしている場所が、どの程度の日陰なのかを把握しておく必要があります。
日陰といっても、その度合いは様々ですね。
全く日の当たることがない日陰と、1日のうちで数時間は日の当たる半日陰があります。半日陰にも2種類あり、半日程度なら日があたる場所と、木陰か何かで常に50%程度の光が入っている場所があります。
全く日が当たらない日陰には、日陰を好む植物、半日陰なら、日陰に強い植物を植えると良いです。
また、方向によっても、大きく環境に違いがあります。
同じ日陰でも、南向きの日陰なら温度は高く、乾燥もしやすいです。
北向きの日陰は、温度も低く、土も乾きにくくなるので、湿度を好む植物が適しています。
日陰は暗い印象になりがちですが、日陰でも素敵な演出をするには、葉物を上手に使うことがポイントです。
ギボウシやアイビー、アジサイなどには、綺麗に斑の入った種類があります。
花の時期は1年のうちでわずかですが、葉の茂る時期はとても長いですよね。
葉物をアクセントに使えば、日陰でも、1年中変化のあるお洒落な庭を楽しむことができますよ。
日陰でも愛らしく咲いてくれるお花もいくつかありますよ。
代表的な人気のお花、クリスマスローズは、色々な種類があり、優しい印象のお花です。植えっぱなしでも大丈夫で、年々株が大きくなります。
できれば、冬には日が当たり、夏には陰になる、落葉樹の下などが適しています。
日向の花壇とは一味違った趣が出るシェードガーデン。
お洒落にデザインして、日陰の植物達を楽しんでみてくださいね。
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皆さんは「花壇」と聞くと、どんな花壇をイメージしますか?
一口に花壇といっても、いろいろな種類があるものです。
例えば・・・、背の低い植物をじゅうたんを敷き詰めるようにたくさん植え込んでいくための毛氈花壇(もうせんかだん)。
整形式庭園によく見られる「幾何学模様などでデザインされた花壇」や「沈床花壇(ちんしょうかだん)」などがあります。
また、一般のお庭で使う花壇なら「ボーダー花壇」「寄せ植え花壇」「模様花壇」が適しており、比較的作りやすいといえるでしょう。
「ボーダー花壇」は、建物や塀などに沿って作るタイプの花壇です。
ボーダー花壇に植物を植える際は、手間に背の低い植物、奥に行くほど順に背の高いものを配置します。
「寄せ植え花壇」とは、お庭の中央などの壁に沿っていない部分に設置するタイプで、円形や四角形などを形作って植物を植え込んでいきます。
鉢植えに寄せ植えを作るように植物を植えていくのです。
「円形花壇」を使って見栄えの良い花壇を演出したい場合は、中央に背の高い植物、縁にいくにしたがって背の低い植物を植えていくと、立体的で美しいでしょう。
「模様花壇」は背の低い植物を使って、花や葉の色で模様を描くように植え込んだ花壇です。
家庭で利用する場合は、単純な模様にして、株の姿が乱れにくい植物を使い、線を描くように植えつけると良いでしょう。
植物を選ぶ際は、色や草丈のほかに、開花期があります。
開花期が同じ時期の植物ばかりを選ぶと、開花が一時期に集中することになります。
それ以外の時期は寂しい花壇になってしまいますね。
開花期のことを考えながら、球根類や、一年草、宿根草など、色々な種類の植物を組み合わせましょう。
そうすると1年を通して楽しめる花壇になりますよ。
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